2009年と2011年のチャンピオンズリーグ決勝で対戦しているこのカード。
まさかヨーロッパリーグでこのカードが観れるとは思ってもいなかった。
今回は事前情報から注目すべき点を3つに絞ってみました。
①両チームの現状
現在リーグでは好調な両チーム。
ユナイテッドは現在公式戦6試合負けなしでリーグ3位。
また、4つのコンペティションで勝ち残っており、今月26日には国内カップ戦のカラバオカップ決勝で久しぶりのタイトルをかけてニューカッスルと対戦する。
対してバルセロナは今シーズンわずか7失点で、2位に11点差をつけてリーガ・エスパニョーラの首位に立っている。先月行われたスペインスーパーカップ決勝では宿敵レアル・マドリードと対戦し、3-1で勝利してすでにタイトルを一つ獲得している。
②予想スタメン
両チームともに主力メンバーの負傷者が出ているためにベストメンバーでの対戦とはならなそう。
負傷者のリストとしては以下の通り。
ユナイテッド
・アントニー
・マルシャル
・マクトミネイ
・ファンデベーク
・エリクセン
・マルティネス(累積警告)
・ザビッツァー(累積警告)
バルセロナ
・ブスケッツ
・デンベレ
以上の選手以外とこれまでの傾向からスタメンを考えてみました。
ユナイテッド
DF:リーズ戦でマグワイヤが久しぶりの先発起用をされた。流石にあのフィジカルなので対人は強く、相手のセットプレーをことごとく止めていたのは安心感があった。しかし、攻撃の場面ではディフェンスラインからのビルドアップがうまくできず、パスミスも複数回見られた。
リーズ戦後半にマルティネスが途中出場してからやっとビルドアップができるようになったのを考えるとマグワイヤの先発起用はなさそう。
MF:中盤の底は負傷者が多く、現在考えられるのはフレッジとカゼミロだけだと思う。
とはいえ、リーズ戦でマンオブザマッチを獲得したフレッジと今シーズン加入したカゼミロだが、加入後34試合で4試合しか負けがないほど現在チームで存在感を出しているカゼミロなので安心感はある。
対して前の3枚は選択肢が多くかなり悩んだ。
まず間違いないのはB.フェルナンデス。あとはサイドに誰を置くかだ。好調ラッシュフォードはここ2試合連続で後半の選手交代でセンターフォワードになってから得点をしていることを考えると先発からセンターフォワードもあり得るが、いつもの左サイドにしてみた。
右サイドはリーズ戦で得点したガルナチョとサンチョで悩んだが、国内戦以外の経験を考えるとスタートはサンチョの方が安定していそうと考えてサンチョを選択。
FW:リーズ戦後半でトップ下起用が成功したベフホルスト。しかし、いきなりスタートからトップ下起用はないと考えていつも通りのセンターフォワードでスタート。リーズ戦同様にディフェンスラインからのビルドアップがうまくいかない時にはまたトップ下起用もあるのかもしれない。
バルセロナ
バルセロナの試合はあまりみていないのであまり詳しくは書けません。
数試合の先発を見る限り、シャビ監督はスタメンをあまりいじるタイプではなさそう。いつもは中盤の底にブスケッツが入るが、この試合では負傷のため出場停止。
直近のビジャレアル戦ではケシエが起用されていたのでブスケッツのところにケシエが入ると考える。
③試合展開予想
守備が硬いバルセロナ。
今シーズンの失点数は7点のみ。さらに、ホーム戦での失点は1点のみ。
バルセロナの守備の堅さはデア・シュテーゲンによって築き上げられた。
テア・シュテーゲンは、ラ・リーガ16試合でクリーンシートを達成している。これは、ヨーロッパの5大リーグのどのGKよりも4試合多い。
この硬い守備をユナイテッドがどうやってこじ開けるのかがこの試合の見どころになりそう。
前半のユナイテッドはバルセロナにボールを保持されて、なかなか決定機が掴めない状態が続き、ひたすら守りに徹することになると考える。
後半の選手交代でテン・ハグがどのような策を打ってくるのかが楽しみ。
最近試合出場と得点に飢えているガルナチョやリーガ経験のあるペリストリもいるので使い方次第ではバルセロナの鉄壁を崩せるかもしれない。
守備に関してはマルティネス不在がとても心配。レヴァンドフスキやラフィーニャを止め切れるのか。
ここは危機察知能力に長けたカゼミロの活躍に期待したいところ。
以上のことから私の予想スコアは
バルセロナ 1 – 1 ユナイテッド
アウェイでなんとか引き分けてくれれば第2戦目のオールドトラフォードで巻き返せるはず!
いずれにしてもチャンピオンズリーグ決勝のようなカードがもう観れてしまうのが楽しみで仕方がない!
最後までありがとうございました!
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